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「宣言」解除初の週末 神戸夜の繁華街は… - 神戸新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の解除を受け、兵庫県では23日午前0時に飲食店などへの休業要請が大幅に解除され、夜の街にあかりが戻った。なお自粛ムードが続く中、店側は感染予防策を施しながら売り上げを取り戻そうと懸命。一方、休業要請が解除されないバーなどからは「不公平感を感じる。もう無理」という悲痛な声が上がる。

 「やっぱり外で飲む酒が一番うまい」

 23日夜の三宮かいわい。仕事帰りに訪れた会社員男性(36)は「2カ月近く我慢してきた。もういいだろうと思って、同僚を誘った」と笑顔。2軒目に吸い込まれていった。

 神戸市中央区のレストランでは屋上テラスでビアガーデンを開催。家族連れらがバーベキューを楽しんでいた。

 「風通しのいいテラスを強みに、安全策を徹底していきたい」と運営会社の男性。入店時のアルコール消毒を徹底し、大皿から料理を取るビュッフェ形式をやめて、スタッフが各テーブルにそれぞれ持っていくようにした。約30組入る座席は5組程度しか埋まっていなかったが、「夏のシーズンが勝負」と意気込む。

 「今日は1カ月半ぶりに夜の予約が3件も入った」。同市兵庫区のJR兵庫駅前で焼き鳥店を営む男性(54)も顔をほころばせる。

 緊急事態宣言の解除直前から、カウンター席にビニールシートの間仕切りを設け、テーブル席の一部を使用できないようにするなど策を講じてきた。

 「第2波、第3波は絶対来ると思う。客席数は減ってしまうが、少しでも安心してもらうため、続けるほかない」

 一方、休業を継続する神戸市中央区のナイトクラブ。4月上旬から収入はゼロ。家賃や従業員への給料の支払いは1カ月約200万円はかかる。男性店長(48)は「接客が伴うので仕方ないが、飲食店や居酒屋と一律に扱ってほしかった」とこぼした。

 三宮・東門街でバーを経営する男性(56)は「補助金だけでは到底持たない」と店を開けた。

 全10席のカウンターのうち6席のみ使う。間隔を空けて座ってもらったり、来店直後にアルコール消毒をしてもらったり。「売り上げはほとんどない」と男性。「店を開け、照明をつけることで街の雰囲気が明るくなる。どんどん来て、とは言わないが、生活できるぐらいは何とか」(谷川直生、小谷千穂、西竹唯太朗)

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

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May 23, 2020 at 07:50PM
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