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夜の街、久々に乾杯:長野 - 中日新聞

飛沫感染防止のためのビニールシートが取り付けられた店内で飲食を楽しむ人たち=松本市のゴールデン酒場松本店で

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 県内各地の繁華街では十六日、感染予防を徹底させて通常営業に戻す居酒屋や飲食店が出てきたが、しばらくは休業を継続する店舗も多く、にぎわいはすぐには取り戻せそうにない。

 午後八時、松本駅前の繁華街では、久々に仲間内で飲食を楽しむ人の姿が見られた。四月二十日から休業していた「ゴールデン酒場 松本店」は飛沫感染を防ぐためのビニールシートを取り付けるなどして十五日に営業を再開させ、十六日、通常営業に戻した。

 市内の会社員野島義行さん(40)と犬飼賢司さん(50)は久々に駅前で酒食をともにしたといい、「やっぱり対面で飲むのがいいよ」とうれしそうだった。通常の週末なら満席の店内は空席が目立ったが、高木きらり店長(22)は「通りの人の数も増えた。コロナにうまく対処しながらこれから頑張りたい」と意気込んだ。

 近くの居酒屋「炭火ひもの食堂 塩之屋」は十六日に営業を再開させたが、営業時間は通常よりも短縮した。店内の客は以前と比べてまだ少なく、安達英司店長(34)は「にぎやかな店に戻ることを祈りながら、少しでも踏ん張ってお客さんに喜んでもらえるようにしたい」と語った。街中は休業の継続を決めてシャッターを下ろす店も目立った。

 長野市のJR長野駅近くにある居酒屋「KUSHISAKABA KEYAKI」も十六日に通常営業を再開させた。

 四月中旬から二週間の自主休業を経て店舗を再開させたが、深夜営業は休止し、閉店時間を午後七時に切り上げてきた。「ひと安心だが、すぐに元通りになるかは見通せず、不安が大きい」。山上英章店長(38)は話す。「万が一の場合にお客さんに迷惑はかけられない」と月内は積極的な呼び込みは控えるという。

 一方、十六日以降も休業要請の対象となったのが接待を伴う飲食店やライブハウスなどだ。四月から休業していた長野市のライブハウス「ザ・ベニュー」の大川和浩店長(35)は「『三密』(密集、密閉、密接)の極みと言われているような場所なので仕方ない」と淡々と受け止めた。

 ただ、三十一日までとされていた休業要請期間は二十一日までと短縮されたのは、明るいニュースとなった。大川さんは「素直にうれしい」と歓迎し、近隣のライブハウスと感染予防のガイドライン策定に向けて協議し、業界として再開時期を見極めるという。

 (我那覇圭、松本貴明)

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