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休業解除初日「静かな夜」居酒屋客まばら - 岐阜新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大による休業要請が解除された15日、岐阜市のJR岐阜駅北口周辺の繁華街では、午後8時以降の営業を再開する居酒屋が現れた。各店舗は入店者数の制限やテーブルの間隔を空けるなどの対策を徹底。解除後初の金曜日の夜だったが、一部の店舗は閉まり、人影はまばらだった。

 「しばらくは助走期間だが、多くの人に営業している姿を見せたい」。岐阜市羽根町の居酒屋「ぐっぴぃ」の米田健次オーナーは、約1カ月ぶりの営業再開に期待を寄せた。

 4月13日からテークアウトのみの営業にしたが、解除を受け、15日に夜の営業を再開。営業時間は今月いっぱいは午後9時までに短縮する。3組以上の来店は断り、店内の窓は開け、来店客にはアルコール消毒を勧める。「(自粛で)売り上げはかなり落ちた。忘年会も厳しいだろう」と先行きには不安をみせたが、「何よりもお客さんの笑顔が楽しみ。テークアウトも含めて、少しでも元の状態を取り戻したい」と前を向いた。

 4月6日から休業だった同市玉宮町の日本料理店は、15日から社員2人のみで営業を再開した。来店客になるべく出入り口に近い場所に座ってもらい、テーブルでは向かい合わないように呼び掛ける。男性店主は「感染が完全には収束していないので不安はあるが、自粛が続き苦しんだ人たちの気晴らしになれば」と語った。

 同市住田町の「焼鳥花串」は15日も午後8時までの短縮営業。入り口に消毒液を設置し、来店客には席を離れて座ってもらうようにしている。16日から8時以降も営業することを目指しており、小野木浩司代表は「少しずつお客さんは戻ってきている印象。感染対策に努め、街の元気を取り戻していきたい」と期待を込めた。

 岐阜中署は15日夜、解除に伴うトラブルや事件事故の未然防止を目的に、玉宮町や柳ケ瀬商店街などのパトロールを実施した。

◆ナイトクラブやスポーツジム「できる対策をする」

 休業要請が継続され、過去にクラスター(感染者集団)が確認された接客を伴う飲食店など6業種の業界団体などは、感染予防のマニュアル作りや店内の配置換えなどの対応に追われた。

 県内のナイトクラブ、スナックなどでつくる県社交飲食業生活衛生同業組合の森田淳子副理事長は営業再開の道筋がついたことに胸をなで下ろしたが、業界団体に求められたガイドラインの手続きに不明点が多く、不安の声を漏らした。「従業員の生活もあるので、リスクは承知で店を始めたいという組合員もいる」とおもんぱかりつつ、「感染予防対策の順守を徹底させるためにも、ガイドラインやマニュアルをどこの行政窓口に提出すればいいのか、詳細な情報がほしい」と話した。

 2店のスポーツジムを経営する男性(44)=大垣市=は、感染予防対策を取って16日から営業を再開する。トレーニング中もマスク着用を徹底し、マシンの使用は一つおきで1メートル以上の距離の確保に努めるという。「経営的には大打撃。できる対策はすべてやって、コロナに負けない体作りの場を提供していきたい」とした。

 大垣市中川町のマージャン店を経営する女性(66)は「マージャンは4人が向かい合って行うので密を避けるのは難しい」と、5月中は休業を続けることを決めた。


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May 16, 2020 at 05:46AM
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